コミュ障の自分心中

コミュ障で自分を変えようと必死でやってきて、自分は変えられないという結論に至る。そうであればこのままの自分のまま死ぬまで付き合おう、心中してやろう!って男の日記です。

悩みと決断と相談と判断

転職を考え始めたのは2016年ごろ、決断したのは2018年7月。そして転職したのは2019年2月。

 

いままで、決断には十分な考えによる適切な判断が大事と信じていた。しかし、転職の経験を踏まえて決断には時間と環境が大切な場合がある事を学びました。

 

人は悩んだとき、誰かに相談すれば色々なアドバイスを得ることができる。自分にない視点を持ち合わせた上で判断すれば、おのずと出した決断は正解に近づく。そう思っていました。

しかし、色々と本を読むなかで、人の決断にはいままで生きてきた経験とバイアスの中で自然と決定してしまうということがわかってきました。そして、今回の転職活動を通じていかに自分の中にあるバイアスや体調がいかに重要かを改めて思い知りました。

 

今回、転職を決めれたのは体調がすこぶるよくなり、また前向きになる思考を取り入れたからです。それがなければ、違和感や不満を抱えたまま定年を迎えたと思います。なぜ、前向きになれたか。それは、糖質制限によるダイエットが功を奏して体重が10kg落ちて、その結果体調が良くなり、行動力が格段と上がりました。また、2017年末ごろから、私が共感できる前向きな事を考えている人たちの公演動画をyoutubeで毎日通勤時に聞くことにしました。

 

その結果、自分のマインドが前向きになり、体調が良くなったことでさらにその前向きの気持ちを後押しできた。だから、リスクを取れる気持ちとなり、転職活動に進むことができた。

 

子供も二人おり、職場の環境は良くないにしろ、仕事内容が自分に向いていて、給与がそこそこいい現実を手放すことはできなかった。

 

しかし、自分の心と体調を変えることで行動力がつき、今まで持っていた価値観を精査する気持ちが生まれた。その中で、自分にない価値観を徹底的に聞き続けることで、自分の中にあったバイアスを変化させることができた。だからこそ人生にリスクをとれた。

 

正直、ここまで来るには、たとえ100%正しく自分に合ったアドバイスを頂いてもそれを直ぐに受け入れることはできなかった。決断するには自分の体力と心が大切で、そしてそれを準備するのに1年かかりました。

 

奥さんとの問題、友達との問題、自分の問題、自分の未来。何か大切なことを判断するときはもしかしたら、時間がないと決断できないかもしれない。そして、自分に余裕がないと決断できないかもしれない。

 

私は自分探しに海外に行ってもあまり意味はないと思いますが、何か大切なことを決めるときは自分に余裕を持たせる環境や今の自分とは異なる環境を用意して、その中で自分を見つめ直す事が大切な場合がある事をやっと気が付きました。

 

新たな環境と習慣が自分を作り、その作り上げた自分で判断する。そうすると何か見えてくるかもしれない。

 


もし、困っている方がいたら何かのヒントになれば良いと願っています。

x