コミュ障の自分心中

コミュ障で自分を変えようと必死でやってきて、自分は変えられないという結論に至る。そうであればこのままの自分のまま死ぬまで付き合おう、心中してやろう!って男の日記です。

ナッツリターン

安保法案で盛り上がっている中、
かなり古い時事ネタから入っていこうと思います。
ナッツリターンの説明はいらないと思いますが、簡単に言えば、位の高い思い上がった方が、自分の都合で色々振り回してしまった事件である。

自分に対してひどく驚いたことがありました。
最近、ちょっとした用事で飛行機に乗って日本に帰ることがありました。その際、フィリピンの空港入り口でかなり人が並んでいて、入るのに10分以上必要でした。
そして中に入って、食事場所を探したら、めぼしいところはなく、入り口ゲートのおっちゃんに、どこで食事ができるか聞きました。
そしたら、外にしかないということなので、一旦外に出てましたが、欲しいものも無く、再度すぐにゲートに向かい、入り口の脇から、「さっきチェックしたからもう大丈夫でしょう」的な顔をして、私はゲートに入ろうとしました。

ところが、ゲートの警備員に止められてしまいました。

ちゃんと並びなおして再度検査を受けろということ。
「は? さっきあなたに食事場所を聞いたんだからもうわかっているはずでしょ? しかも、まともな食事場所もなかったし、入れさせろよ! 俺に時間取らせるなよ。」と心の中でよぎって、イライラしてしまいました。

少し時間が経って、その時のことを思い返してかなりゾッとしました。わがままになっている。

今、私が置かれている環境は私が指示したことは2000人規模でほぼ100%その通りに動きます。そして、外に出ても現知人に対して比較的お金を多く持っているので、私たちに対する対応が日本とは違います。
どこか食事をして、送られる場合、車から外を見ると送る人がずっと頭を下げたままにしている時もあります。

自分で車のドアを開ける必要がなく、荷物も持つ必要がない生活。

環境って恐ろしいです。
自分がこんな人間になる可能性があるんだと気がつき、ぞっとしました。いろいろな本にも環境は人を変えると言いますが、自分もそうなっていたことが恐ろしかったです。

そう思うようになってから、ナッツリターンみたいな権力者がありえないわがままを言う状況がなんとなくわかるような気がしてきて、それもまた怖いです。

自分を大切に、ぶれずに行こう。

 

salamat po

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