コミュ障の自分心中

コミュ障で自分を変えようと必死でやってきて、自分は変えられないという結論に至る。そうであればこのままの自分のまま死ぬまで付き合おう、心中してやろう!って男の日記です。

amazonのない世界

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1ヶ月出張でドイツのハノーバーと言うところに来てます。ここはチェーン店はほとんどなく、住宅は築100年近いものばかりです。

こちらに来る前に、みんなから何もない町、面白くない町と言われてきました。その真意はよく理解できます。

同僚にも話は聞きましたが、amazonフレッシュやそもそもamazonを頻繁に使う人は少ないですし、そもそもアマゾンの箱を見かけません。ほぼ全て個人商店であり、それ故に物が高い。そして建物はガタもきていて、維持費は相当高いんだろうななど想定できます。

いわゆる効率化とはかなり無縁となっていてわたしとしてはかなり新鮮です。

人の無意識はその文化から大半は出来上がっていると思ってます。

わたしは子供を持っているからこそ余計わかるのかもしれませんが、ここの人はある意味子供っぽいです。オフになればはしゃいで笑うし、業務中でも楽しんでます。子供と違う点は怒らないことで、怒ることでは何も話は進まないと言っています。あとはやたら、公平とは何かを気にしていて普段の会話や会議でもフェアという単語がよく出てきます。

 


一方、効率的な社会ではユニクロに行けば全て服が揃い、ネットで注文すれば全て手に入る。差別化は意識しないとできなくて、だからやたらファッションとか考え方にこだわってしまう。本来そういう差別化は無意識でできるものであり、だからこそのアイデンティティなのかもしれません。

 


何が悪い良いという話がしたいのではなく、効率的に物事が進んだ(養老先生はデジタル化と表現していて、ここの話はすごい秀逸です!)世界ではどんな文化になるのか、どんな人が育つのか本当に興味があります。

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