コミュ障の自分心中

コミュ障で自分を変えようと必死でやってきて、自分は変えられないという結論に至る。そうであればこのままの自分のまま死ぬまで付き合おう、心中してやろう!って男の日記です。

ゴーン再逮捕

本事件は正義や悪で考えたらあんまり面白くない。事実を並べて夢想するのが一番面白い。まずは各自の問題前の欲求を並べると以下になる。

 


日産:ゴーンを切りたいが会社の立役者なので簡単には切れない。

検察:そろそろ見せ場を作って地位をあげたい。

ゴーン:お金もあるので政治/貴族的な地位が欲しい。

ケリー:ゴーンについていけばお金もらえる。

 


まずこの中で、ゴーンの悪事を日産が一番わかっている。でもただ訴えただけではルノーを隠れ蓑に煙に巻枯れることもわかっている。そこで利害の一致した検察に登場してもらった。そして検察は、司法取引という武器を思いつき、使用する。ケリーの名前があまり出てこないのは恐らく検察はケリーを味方に入れて、自販機のようにお金を入れたら証言が出る機械に仕上げようとしているんだと思う。

ここで一つ面白いのは、ゴーンは現状では勝っても負けてもお金が入ってくる。ゴーンは91億もらう予定はないと主張。日産は払う密約があったと主張。なので、ゴーンが負けるということは日産が91億払わなくてはいけないということ。もしゴーンが勝てば日産に賠償金を請求できる。なんて、よくわからない戦いなんでしょう。

と思っていたら、検察は特別背任で再逮捕という時間差アタックを投入。自己損失を会社に付け替えた罪で再逮捕したのだ。そうなると、最初にあった有価証券報違反は無罪にさせて、再逮捕の罪で卵とじにしてしまえば日産がお金を払う額がぐっと減ってくる。

 


さてどうなるか。ケリーが保釈されれば、おそらく彼は自販機になったという可能性が高い。さてどうなる。やっぱり色々面白くなってきた。

 

 

 

 

x